『公証週間』
2013年 10月 10日
10月1日~10月7日までは公証週間だったのだそうです。
公証、つまり公正証書とは、法律の専門家である公証人が法律に従って作成する公文書のことです。
たとえば公正証書として作成された遺言の場合、以前ご紹介した「エンディングノート」とは違い、公的な証明力があります。
日本公証人連合会のHP(http://www.koshonin.gr.jp/)によると、
「公文書ですから高い証明力があるうえ、債務者が金銭債務の支払を怠ると、裁判所の判決などを待たないで直ちに強制執行手続きに移ることができます。すなわち、金銭の貸借や養育費の支払など金銭の支払を内容とする契約の場合、債務者が支払をしないときには、裁判を起して裁判所の判決等を得なければ強制執行をすることができませんが、公正証書を作成しておけば、すぐ、執行手続きに入ることができます。」
とのことですので、遺言で利用されることはもちろん、大切な契約についても公証役場で「公正証書」化することにより、民事紛争の予防となりえます。
ちなみに、国が定めた公正証書作成手数料は下記の通りです。
目的の金額が
~100万円まで ・・・ 5,000円
~200万円まで ・・・ 7,000円
~500万円まで ・・・ 11,000円
~1,000万円まで ・・・ 17,000円
~3,000万円まで ・・・ 23,000円
~5,000万円まで ・・・ 29,000円
~1億円まで ・・・ 43,000円
相談は無料とのことですので、気になる方は最寄りの公証人役場で相談してみてください!
アリビオHPはコチラ!
http://alivio-co.jp/
by alivio-co
| 2013-10-10 08:58
| 社会のこと