ちょっと残酷なお話。
生きたカエルを熱いお湯の入った器に入れると、当然、カエルはびっくりして器から飛び出てきますよね。
ところが、最初から器に水とカエルを一緒に入れておき、その器をゆっくりゆっくり底から熱していくと…不思議なことにカエルは器から出ることなく、やがてお湯と一緒にゆだって死んでしまうというのです。
このお話は、人は急激な変化に対しては、びっくりして何か反応しようとするけれど、長い時間をかけてゆっくりやってくる変化に対しては鈍感になり、やがてその変化の中で押し流され、埋没していくという教訓です。
ゆでカエルは、保守・怠惰の行く末の象徴と言えるでしょう。
長い間、会社や同じ仲間たちの中で仕事していると、毎日の仕事をただこなすだけになり、安穏と仕事することに満足している気がします。
個性を失い、流されることに慣れ、自分で自分を殺していませんか。
まずは立ち止まって自分が置かれている現状や回りの状況を見つめなおしてみましょう。
環境の変化に敏感になること、働く意識を常に鋭敏にさせて前向きにすすんでいくことが自分を活かす道ではないでしょうか。
ゆでカエルやぬるま湯カエルでいるのではなく、ぴょんぴょんと元気よく前に飛んでいきたいものですね。
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by alivio-co
| 2013-09-01 12:00
| ビジネスのこと